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家族を守る知識 全文無料 調査メモ No.386

SNS型投資ロマンス詐欺の手口と家族で共有したい対策

最終確認日:2026-11-06

「SNS型投資ロマンス詐欺の手口と家族で共有したい対策」の場面イラスト

SNSで親しくなった相手から投資や結婚の話が出たら、なぜ冷静な人でも止まれなくなるのでしょうか。急増する手口と家族でできる対策を整理します。

物語 ― 登場人物の会話で読む

友人
友人

知り合いがSNSで親しくなった相手を信じて、専用のアプリに入金してしまったらしい。会ったことがない相手なんだ。

保険営業
保険営業

もっと親しくなりたいので、別のアプリで話しましょう。あなたのために良い投資があるので、二人で将来に備えましょうね。

パパ
パパ

俺の家族が同じ連絡を受けたら止められるか心配だよ。画面では増えているように見えるなら、信じてしまうのも分かるな。

妻
妻

恋愛感情や孤独につけ込まれると、冷静な時なら変だと思える話でも受け入れてしまうことがあるのですね。

マスター
マスター

結論は、会ったことのない相手の金銭要求には応じないことだよ。理由は一度渡すと取り戻しにくいからで、店でも元本を取り戻したい時ほど追加で払う人を見てきたんだ。

友人
友人

出金の時に手数料や税金が必要だと言われたら、取り戻したくてさらに払ってしまう流れなんだね。

パパ
パパ

うちは怪しい連絡が来たら一人で決めず家族に見せる約束を、今日のうちに共有することにするよ。

結論は会ったことのない相手に送金しない

結論として、SNSやマッチングアプリで知り合った、会ったことのない相手からの金銭要求には応じないことが基本です。相手は高収入の職業や魅力的な人物を装い、親しく連絡を取ってメッセージアプリへ誘導します。その後に投資や結婚、仕事の困りごとなどを理由に送金を求める流れが典型的です。恋愛感情や信頼が育った後では、冷静な判断が難しくなります。だからこそ、感情が動く前の段階で、送金しないという線引きを自分と家族で決めておくことが最大の予防になります。相手の職業や写真の立派さは、本人確認にはなりません。確認できない肩書きほど割り引いて受け止める姿勢が、入口での防御になります。

窓口で書類を受け取る場面

理由は偽の成功体験で金額が膨らむから

この手口が厄介なのは、偽のアプリや画面上で資産が増えているように見せ、少額の成功体験を積ませる点です。増えていると信じた人は追加で入金し、やがて退職金や家族の貯金、借り入れまで広がってしまうことがあります。被害の規模は大きく、一度渡したお金は取り戻しにくいとされます。警察や弁護士に相談すること自体は意味がありますが、移された後のお金を戻すのは難しいのが現実です。渡さないことが、最も確実な防御だと言えます。少額で試させる段階は、相手にとって信用を作る工程でもあります。少額だから安全だとは考えず、全体の流れで判断してください。

具体例は出金時の追加要求に注意する

具体例として注意したいのが、引き出そうとした時に始まる追加の要求です。手数料や税金、保証金などの名目で別途送金を迫られ、預けた分を取り戻すために必要だと説明されます。ここで元本だけでも取り戻したいという心理が強く働き、被害がさらに膨らみやすくなります。引き出すために新たな支払いが必要だと言われた時点で、その話は止めるべきサインです。相手の画面上の残高は、実際に出金できるお金とは別物だと考える必要があります。追加の支払いを求める理由が変わる場合も注意が必要です。理由が後から増える話は、終わりが見えない負担につながる危険があります。

家族で相談しやすい関係を先に作る

対策の土台は、家族が相談しやすい関係を普段から作っておくことです。冷静な状態の時に手口を共有しておけば、いざ怪しい連絡が来た時に立ち止まれます。自分は大丈夫と思っていても、体調や心が弱った時期には判断が鈍ることがあります。父母や配偶者とも事前に情報を共有し、怪しいと感じたら画面を見せ合う約束をしておきましょう。孤独な状態で一人で判断させない仕組みが、家族全体を守ります。相談を恥ずかしいことではなく、家の決まりにしておくのが有効です。父母世代にも同じ手口は届きます。年齢にかかわらず誰でも狙われる前提で、家族全員で同じ約束を共有しておくことが大切です。

アカウント側の備えも重ねておく

手口の共有に加えて、アカウントや端末側の備えも重ねておきたいところです。関連する視点として、効果の薄い対策に偏らず、実際に被害につながりやすい入口への備えを優先することが大切です。パスワードを使い回さず管理すること、二段階の認証を使うこと、詐欺の連絡への警戒を続けること、機器やソフトを最新の状態に保つことが土台になります。乗っ取りや偽の連絡への備えを整えた上で、家族で相談する仕組みを持つと、防御はより現実的になります。端末の備えは一度整えて終わりではなく、家族で定期的に見直すことで保てます。共有と点検を習慣にすることが、実際の防御になります。

数字 ― 数字で見る

2024年の被害額は1272億円とされる
詐欺全体3075億円の約4割を占める規模
最終的な連絡ツールの92パーセントがメッセージアプリとされる

要点 ― 押さえるポイント

実践 ― 今日からできること

まとめ ― この調査のまとめ

SNSなどを入り口とする投資ロマンス詐欺への注意喚起である。相手は高収入の職業や魅力的な人物を装い、メッセージアプリへ誘導して恋愛感情や信頼を育てた後に、投資や生活費などを理由に送金を求める。偽の画面で資産が増えているように見せ、少額の成功体験から退職金など大きな金額へ広がる流れや、出金の際に別途費用を求められる手口が紹介される。被害額は大きく、一度渡したお金は取り戻しにくいとされる。予防策として、面識のない相手の金銭要求に応じないこと、家族で情報を共有し相談しやすい環境を作ることが挙げられる。

テーマ:家族を守る知識 / 最終確認日:2026-11-06 / ゆきちぱぱ家のお金リサーチ(うちの調査メモ)